沖縄高校野球情報局

沖縄で高校野球の速報等をやっている人です。

2021年 沖縄高校野球のざっくりとした振り返り

みなさんこんばんは!

沖縄高校野球情報局です。

 

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2021年が終わるまであと数時間ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ここで2021年の沖縄高校野球をざっくりと振り返っていこうかと思います。

1月に県勢6年ぶりのセンバツ出場の吉報が具志川商に届き、センバツでも具商ナインが甲子園で躍動しました。

その勢いは春季九州大会も続き、春季大会では具志川商が優勝、興南がベスト4と躍動し、夏の沖縄大会もこの2校のどちらかが夏も甲子園に出場すると思った人も多かったと思います。

しかし、7月に行われた選手権沖縄大会では具志川商と興南が準々決勝で敗れ、波乱を予感させましたが、秋県優勝、春県準優勝の沖縄尚学が2大会連続で夏の甲子園出場を決め、1回戦の阿南光戦で沖縄県勢春夏通算100勝を達成しました。

 

今年もコロナに振り回され、開幕延期が何度もありましたが、無事に大会を終えることができ、秋季大会では3回戦から感染対策を行いながら一般観客の入場が認められるなど、少しずつではありますが球場に活気が出てきました。しかし、秋季九州大会の県勢最高はベスト8にとどまり、7年連続で一般枠でのセンバツ出場が厳しい状況となっており、さらには選手が20人以下の学校も増えてきている現状があります。(個人的にびっくりしたのが、5年前に夏の甲子園に出場した嘉手納は2021年秋季大会時点での選手数はわずか12人です…)背景には有力選手の県外流出や、部活動の多様化、中学生以下の部員数減等が挙げられ、今後それはますます顕著化するのではないかと思います。その課題点を減らしていくことが今後の沖縄高校野球の発展につながるのではないかと考えます。

 

来年はどんな選手が全国で活躍するのか今から楽しみです…

まとまったようなまとまっていないような文章になってしまいましたが、これにて2021年を振り返りを終えたいと思います。

皆さまよいお年をお迎えください!